インプラント治療が制限されるケースとは?
2016年10月24日
インプラント治療が制限されるケースとは?
インプラント治療が制限されているというのは、
全身的な疾患、
血が止まりにくい状態、あるいは、
生活習慣病などで状態が悪い場合、
手術を断念させていただくことがあります。
内科での検査がない場合には術前に
HBA1C「糖尿病の指標になる値)や
血液の出血傾向の検査などは当院でも
測定できます。
もちろんオペ中の管理で
酸素飽和度や
血圧を測定する場合も
あります。
また、局所的に、
極端に骨が足りないために、
インプラントが埋入できない場合や
他のリスクのある手術を
事前に行わなければならないので、
患者さんへの総合的なリスクを考えて
断念する場合もあります。
以前はBP剤(ビスフォスフォネート)の使用経験で
断念したケースもありましたが、
現在内服の薬ならほぼ問題はないようで
内科医とのやりとりをさせていただいて、
制限がかなり緩和されてきているために、
手術の幅が広がってきているというところもあります。
本日は以上です。